飼い猫の口臭がなんか気になる・・・飼い猫の口臭が気にならない程度ならば心配することはありませんが、いつもと違う臭いや、あまりにも強い口臭を感じた場合、またそれにヨダレを伴うようなときは、口腔内をはじめとする、何らかの病気のサインかもしれません。
猫の病気・ケガのサイン「口のトラブル」「歯のトラブル」
猫の口臭がきつくなる原因は?
口臭がきつい、臭う原因が何らかの病気という場合で多いのが、口腔内の疾患です。口内炎や歯肉炎、潰瘍などが考えられます。
また、口腔内の疾患以外では、鼻炎や副鼻腔炎などの鼻の疾患、それから、慢性的な胃腸の疾患や、肺炎などでも口臭が強くなることがあります。
ヨダレを伴う、ヨダレが多い原因として考えられるのは、乗り物酔いや、熱射病、何らかの刺激物や薬物中毒の可能性があります。
口腔内に何らかの疾患があるかもしれません
口内炎になると、ヨダレが多くなり、口の中を見ると、赤黒くただれていたり、白っぽくふやけたようにみえることもあります。原因は様々で痛みを伴うので、食欲が落ちてしまう場合もあります。
歯肉炎になると、普通ならピンク色の健康的な歯肉の色が、赤や赤紫色に見えます。原因は歯についた歯垢や歯石の細菌の増殖によるものです。
また、薬物中毒や車酔い、刺激物のニオイを嗅いだだけでヨダレが出る猫もいて、元気がなくなり、嘔吐を伴う場合もあります。
考えられる・疑われる病気
口腔内の疾患(口内炎、歯肉炎、舌炎など)・鼻の疾患(鼻炎、副鼻腔炎)
薬物中毒・乗り物酔いによるもの・ネコウイルス感染症・・・など
飼い主さんによる日頃のケアで予防できることも多い
口腔内の疾患は、歯ブラシや歯をガーゼで拭くなどして、歯垢や歯石がつかないように日頃からケアをすれば防げることが多いです。
また、猫の通り道、行動範囲に刺激物や危険な薬物は置かない、車酔いをする猫は出来るだけ車での移動は控える、ネコウイルス感染症の中には、ワクチン接種で防げるものもあるので、定期的なワクチン接種を受けることで予防することが可能です。
このように、日常のケアで予防することも可能な場合も多いですが、やはり素人判断は危険です。(特に何らかの薬物中毒の場合。)飼い猫の口臭やヨダレが気になったら、一度動物病院に連れていき、獣医師の適切な指導、場合によっては治療を受けるようにしましょう。
飼い猫の歯が抜けた!病気なの?!
猫の歯は、特に病気というわけでもなくても、年齢によって抜けることがあります。高齢猫の場合は人間同様に老化現象のひとつとして歯が抜けることがあり、子猫の場合は、だいたい生後3ヶ月以降に歯が生え変わるときに、やはり歯が抜けます。ですが、やはりが何らかの病気が原因で歯が抜けることもあるので、念のために注意が必要です。
猫は年齢(ステージ)によって歯が抜けることがあります
子猫の歯は、生後2週間ぐらいから生え始め、約1ヶ月ぐらいで乳歯が生えそろいます。そして、だいたい生後3ヶ月以降から乳歯が抜けて、永久歯が生えそろいます(乳歯:26本、永久歯:30本)。
また、12~13歳を過ぎた高齢猫は老化現象により歯肉や歯槽がゆるみ、歯が抜けることがあります。
これらは特に病気ではないので、心配はいりませんが、フードをよく噛むことが十分でなくなるので、消化のいい、食べやすいフードに変えて、猫が十分な栄養を摂れるように飼い主さんが工夫してあげましょう。
猫の歯が抜ける病気の原因で多いのが「歯周病」
歯が抜ける原因が何らかの病気という場合で多いのが歯周病です。歯を支える組織が壊れて、歯がぐらつき、抜けてしまうことがあります。痛みがともなうため、口のあたりを触られるのを嫌がったり、フードを受けつけなくなってしまうこともあります。さらに症状が悪化すると、骨髄炎を起こしたりすることもあるので、症状が酷くなる前に、一度動物病院で診てもらうことをおすすめします。
歯肉から血が出ているとき
歯肉から血が出る原因として考えられるのは外傷(ケガ)によるものです。部屋の中を走り回ったり、遊んでいるとき、何かにぶつかってしまったり、複数飼いのお家では喧嘩が原因ということもあります。何らかの病気が原因で出血している場合は、歯肉炎や歯周病が多いです。
考えられる・疑われる病気
子猫の歯の生え変わりや高齢猫の老化現象(特に病気ではない)
(歯垢、歯石による)歯周病・歯肉炎・・・など
日頃から飼い猫の歯垢・歯石を防ぐことが予防につながる
猫の歯が抜ける病気のほとんどは細菌感染に起因しています。そのため、日頃から歯垢や歯石を防ぐことが大切になってきます。市販されているフードやおやつの中にも歯垢・歯石がつきにくい、予防効果のあるものもあるので、利用してみるといいでしょう。
また、猫が極端に嫌がらなければ、歯ブラシやガーゼを使って歯のお手入れをまめにしてチェックする習慣をつけてください。


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