飼い猫が吐いた・・・ひとくちに「猫が吐いた」といっても、猫が吐く原因にはいろいろなものがあります。様子見でいい場合も多いのですが、中には早期治療しなければ、命にかかわるという場合もあるのでやはり注意が必要になります。
猫の病気・ケガのサイン「吐く」
あまり心配のない「嘔吐」は?
さまざまな病気が原因で起こる「嘔吐」ですが、たとえば1回だけ吐いた後は「ケロッ」としているというなら、あまり心配せずとりあえず様子見で大丈夫な場合が多いです。一度にフードを食べ過ぎてしまった時などに、そのまま「筒状」のフードや、未消化のフードを吐くこともあります。
また、猫はグルーミング(毛繕い)の際に、毛も一緒に飲み込んでしまうので、飲み込んだ毛が胃の中で塊になって胃の機能を阻害して(毛球症)軽い胃腸炎を起こして吐くこともあります。これは、嘔吐物に毛(玉)が混じっているのですぐわかります。
心配・危険な「嘔吐」は?
殺虫剤や除草剤、農薬などの有毒物質による中毒は危険です。この場合は、嘔吐のほかにも下痢や血尿、ケイレンを伴う場合も。飼い猫にこのような症状が現れたら、一刻もはやい治療が必要です。
また、飼い猫に与えたフードに間違ってイカ(消化不良を起こす)やネギ類(貧血の原因)が入っていたために、中毒症状を起こして猫が嘔吐することがあります。部屋の中や、普段猫が行き来する場所に、これらの薬品類や食品が
置いてあった場合、猫が誤飲している可能性もあります。思い当たったら、急いで動物病院へ連れていきましょう。
それから、腎不全などの腎機能障害が原因で猫が吐く場合もあります。飼い猫の腎機能に問題があるとわかっている飼い主さんは、吐いたり、おしっこが出ないなどの症状があると「尿毒症」になり危険です。
猫は高齢になると慢性腎不全にかかりやすくなるので、高齢の猫が吐いた時などは、健康診断も兼ねて念のために動物病院で診てもらったほうがいいでしょう。
考えられる・疑われる病気
胃腸炎(毛球症が原因)や胃腸の異常・腎不全・肝疾患
腸閉塞・異物誤飲・有毒物質による中毒症状・・・など
猫はわりと簡単に「吐く」動物です
猫を飼っている、飼ったことがある人はすでにおわかりでしょうが、猫はわりと簡単に(頻繁に?!)吐く動物です。飼い猫が吐いた時、吐いた回数が1、2回程度で収まっているなら、基本的にそんなに心配いらないでしょう。
しかし、1日に何度も繰り返し吐くなど、嘔吐がひどい場合、嘔吐以外にも、熱や下痢などの症状が伴う場合は何らかの病気の可能性が考えられます。動物病院を受診して嘔吐の原因を探り病気とわかった場合は適切な治療を受けるようにしてください。


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